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2016年8月11日 (木)

永き夜は…

 夢と現の狭間でなにかモガモガやっていた。

 中の娘の相手から「永き世は…」で始まる俳句とも短歌ともつかない一句が届いた。

 うまいものだと、感心させられた。が、残念なことにその下の句をすっかり忘れてしまった。ただ、「俺には到底詠めない」と思ったことだけは、不思議に頭に残っていた。

 そんな思いが強かったのか、夢と現の狭間で、お返しの句を作っていた。

 「永き夜は

  永き世の外に

  出でもみよ…」

 

 このあたりで夢の領域が随分狭くなっていたように記憶する。そして、続きは、

 「銀河の河原に星ひろい

  サクサクサクと星を踏み…」

 

 ここで完全に夢から覚めた。水を一杯飲んで、しつこく続きを考えた。

 「星の流れを美ともせず

  思いはるけく辿りゆく

  そは いずれの国へか

  いずれの女人へか」

 

  ここで、タバコをやりたくて中断。

  性懲りもなく、また続ける。しかし、段々つまらないものになる。

 「遠きに音あり

  そが 何か確かめもせず

  銀の河原を歩みゆく」

 

もう、どんなものになるか、斟酌せず乱暴に

 「永き夜に 

  永き世に帰るあてなく

  一人ゆく

  河原の輝き 美ともせず」

 

 中の娘の相手は、この返事をどんなように読んでくれるか? 『ナンダこれはツマラン』で終わるとは思っているが…。

  

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